2012/05/13

「おいしい絵本・おいしいオランダ」スペシャルゲスト、野坂悦子さんのこと

6日(日)の『お話の会』のゲスト、野坂悦子(のざかえつこ)さん は、翻訳家。オランダ・ベルギーの作家を中心にこれまで100冊以上の絵本や児童書を翻訳、日本に紹介されてきました。
きっかけになったのは、1985年から5年間オランダとフランスで暮らしたこと。あたたかくて、するどくて、ユーモアのあるオランダの絵本にたくさん出会い、「誰も翻訳しないなら私が!」と思ったそう。仕事を続けることでできた作家たちとの交流も宝物、とのこと。
訳書にレナレナ」(リブロポート刊行、絶版)「ボッケ」(朔北社)「きつねのフォスとうさぎのハース」(岩波書店)「たいせつなてがみ」(セーラー出版)「みんながそろう日」(鈴木出版  絵/平澤朋子)ほか。


「レナレナ」は、残念ながら絶版となってしまいましたが、野坂さんの最初の翻訳本なのだそう。好奇心の強い女の子の不思議ストーリー。テキストがすべて手描きで素敵な造本でした。その出版経緯などがコチラで読めます野坂悦子さんインタビュー(やまねこ翻訳クラブ) 

そして今回、野坂さんが翻訳された「みんながそろう日」で挿画を担当された、イラストレーター・平澤朋子(ひらさわともこ)さんが、コランダ特製ランチョンマット☆裏面の『オランダジャガイモ新聞(仮)』の挿絵を描いてくださいます。
平澤さんは、児童書やCDジャケットなど多方面で活躍。お話と遊びを子どもたちと一緒に楽しむ集団「pipio」を、武本佳奈絵さんとともに主宰されています。




『オランダジャガイモ新聞(仮)』は『お話の会』に参加された方にプレゼント!どうぞお楽しみに。



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